スズキ セピアZZ(CA1EB = AF50ZZ)

年末に出庫したセピアZZは3年ほど前に代車として業者から一万円で購入。年末にギアCが納車したため作業スペース確保のため、売ってくれた業者氏に引き取られることになった。リード50を90に乗り変える間から賞味2年くらいの稼動期間。特に聖地巡礼ツーリングなどにずいぶん酷使したが寸速と堅牢は変わらず活躍してくれた。

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 初期アドレスが発売された翌年1990年からモデルチェンジする3年間スタンダードのセピア(CA1EB)のオプション仕様としてバカ売れしたのはほぼ忘れられている。一部資料には1995年発売になっているがアドレスの特装車アドレス・チューンと略同型エンジンなので1990年(平成元年)で間違いないと思う。ジョグが横型エンジンになった3YKも同時期だがたぶんセピアのほうが店頭価格が少し安かったと思う。とにかくリアウィングとかディスクブレーキとかハイマウント・ストップランプとか特別装備とステッカーがアリガタイ時代でプラス数万円を叩いて若者(特にヤンキー)が喜んで買っていった。だからゲーセンの前でよく見掛けた気がする。

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頑丈な機種だが現役当初からマフラーが詰り易く、焼いてもなかなか抜けない。この個体も2回ほどマフラーごと交換せざるをえず、2本目の中古はどうも海外製復刻品らしく音が大きい。それも90年代のヤンキーっぽくヘンに雰囲気あった気がする。またモノコックフレームのおかげで燃料タンクが樹脂製のため錆が出にくい。また同じ理由で後ろ側の外装が鉄製のため(自作)マグネット痛ステッカーが貼れた。駆動系はそのままで最高速度は65km/h。加速も4スト原付は敵ではない。ただ整備性が悪く手放すキッカケに。あばよ、セピアZZ。黒いボディのキラリ駆け抜けた真夏の一秒。